第3回 イタリア料理のメニューの見方

さて、今回はイタリア料理のメニューの見方、基本的なオーダーの仕方と料理の流れとコース料理などをイタリアにおけるリストランテのケースで話して行きたいと思います。
通常のメニュー構成は以下のようになります。

  • アンティパスト(前菜)
    フランス料理におけるオードブルにあたり、生ハムメロン、カルパッチョなどイタリアの前菜はとても魅力的である。
  • プリモピアット(一番目の皿)
    スパゲッティー、ペンネ、ニョッキなどのパスタ類、ミネストローネなどのスープ類、リゾットなどの米料理類などがプリモピアットとなる。
  • セコンドピアット(二番目の皿)
    いわゆるメインディッシュである。肉料理や魚料理がそれにあたるが、肉にしても魚にしてもそれぞれの土地や店の名物料理があったりするので見逃せない。
  • コントルノ(付け合わせ)
    イタリア料理の場合、皿の上に肉や魚があって付け合せがいっしょの皿に盛られているようなケースは本来ではない。例えば、カツレツをオーダーすると、皿の上にカツレツだけがドカンと乗っていて他には飾り程度のものしか付いていないのが普通である。
    ですから付け合せの野菜などはコントルノと言って別皿でオーダーしなくてはならない事が多い。アスパラやほうれん草のバターソテーやポテト類、ルーコラなどのサラダ類などがコントルノとしてメニューに乗っている。
    現在では、セコンドピアットに付け合せが一緒に盛られているケースも増えているようだ。日本の場合は特に後者のほうが多い。
  • フルッタ・ドルチェ(デザート)
    イタリア人にとって料理の流れ上かかせないもので、デザートをオーダーしないと、身体の具合でも悪いのか?と聞かれたりもする。季節のフルーツ類の盛り合わせ、マチェドニア、シャーベット、その他タルト、ティラ ミスなどの菓子類などがあるが総じて甘味の強いものが多い。
ドルチェの後は、コーヒーとなりますがイタリアでカフェと言ったらエスプレッソの事を意味します。日本のブレンドコーヒーなどはカフェアメリケーヌと言わなくてはなりませんが、イタリア料理の後はエスプレッソでさっぱり決めたい。その後消化を助けると言われるグラッパという食後酒をイタリア人は好んで飲む。
リストランテにおける食事の流れはこのようなところですが、トラットリアにおいても基本は同じと考えて良いでしょう。ただメニュー表の個性は、店によってさまざまなので続きを次回に話しましょう。

~1999/7/10掲載~